ニュース 医薬 作成日:2017年3月7日_記事番号:T00069315
高脂血症治療薬「ロスバスタチン」の偽物が流通していたことが明らかになり、別の3種類の医薬品にも偽物が存在する可能性があると報じられたことが混乱を広げている。ただ、検察による調べでは、これまでにロスバスタチン以外に偽物流通を示す証拠は見つかっていない。7日付工商時報が伝えた。
検察ではロスバスタチンの他の偽薬がある可能性についても調査を進めている(中央社)
一部報道は、高脂血症治療薬「リバロ」「バイトリン」、糖尿病治療薬「ジャヌビア」について、偽物が流通している可能性を指摘する内容だった。
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は「現在調査を進めているが、情報が確認されるまで、市民は心配ならば医師に相談後、処方薬を変更してほしい」と呼び掛けた。医師は「突然薬の服用を停止したり、薬を変えたりするのは好ましくない」と注意を呼び掛けている。
新北地方法院検察署は「これまでに押収した証拠物からその他の偽薬は包装、箱は見つかっておらず、現場でも他に偽薬を製造していた形跡は見られなかった」と説明した。
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