ニュース 政治 作成日:2017年3月7日_記事番号:T00069322
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は6日、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代)台湾省代表団全体会議に出席後、記者団の取材に応じ、「台湾独立の道の突き当たりはすなわち統一だ」と強い口調で語った。7日付経済日報が伝えた。
張主任は、台湾当局は今に至るまで、両岸関係の本質的問題について明確な回答を示していないと指摘した(中央社)
張主任は「今年の両岸(中台)関係で最大の試練は台湾独立勢力がうごめいていることだ」とした上で、「そうした分裂の動きを有効に抑止できなければ、両岸関係の平和的発展と台湾海峡の平和と安定にとって直接かつ重大な脅威になる」と警告した。
張主任はその上で、「大陸は台湾の各界が大陸と共に台湾独立を防ぐ鉄の壁を築くことを望んでいる」とし、「台湾独立の道の突き当たりはすなわち統一であり、そうした統一方式は台湾社会と民衆を傷つけ、彼らは大きな代償を支払うことになる」と述べた。
張主任の発言は中国側の近年の台湾に対する警告としては、最も厳しい口調と言え、民進党への政権交代後、中国が台湾に対する「文攻武嚇」(宣伝攻勢と武力による威嚇)をエスカレートさせていることの表れとみられる。
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