ニュース 石油・化学 作成日:2017年3月8日_記事番号:T00069343
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が7日発表した1~2月連結売上高は2,501億1,000万台湾元(約9,200億円)で、前年同期比28.9%増だった。2月は1,206億8,300万元で、前月比では6.8%減ながら、原油価格の上昇が寄与して前年同月比では31.2%増となった。8日付経済日報が報じた。
主要4社の2月連結売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、149億6,800万元(前月比1.1%増、前年同月比34.1%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、229億元(前月比4.6%減、前年同月比23.2%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、296億7,600万元(前月比1.3%減、前年同月比32.5%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、531億4,000万元(前月比12.2%減、前年同月比33.4%増)──と、軒並み前年同月比で増加した。
台塑は2月の増収について、▽ポリ塩化ビニル(PVC)▽アクリル酸エステル(AE)▽ポリプロピレン(PP)──などがけん引したほか、昨年は春節(旧正月、2017年は1月28日)連休が2月にあり稼働日が少なかったためと説明した。また、今期の第1四半期は台湾中油(CPC)の新第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、新三軽)の保守点検に合わせて稼働率を85%に引き下げているが、第2四半期は保守点検が終了するほか、自動車、家電、食品包装の需要期で石化製品の需要が強まり、稼働率が95%に高まるとの見通しを示した。
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