食品最大手、統一企業（ユニプレジデント）を中心とする統一グループは、16～20歳の女性13人から成るアイドルグループ「ＵＧＪ（ユニガールズジュニア）校園甜心」を立ち上げ、芸能分野に参入した。今後はプロ野球球団「統一セブン－イレブン・ライオンズ」やリゾートホテル、統一渡假村（ユニリゾート）の運営などを合わせたレジャー・娯楽事業を製造、流通、美容、投資に続く第５の事業として発展させたい考えだ。８日付工商時報が報じた。
ＵＧＪ校園甜心のメンバーは、現役の高校生と大学生で、既に広告などで活躍している（８日＝中央社）
ＵＧＪ校園甜心は統一ライオンズを通じて昨年６月よりオーディションを実施し、1,000人以上の応募者の中から合格者10人、練習生３人を選出し、結成した。
同球団の涂忠正董事長は、「チームのチアガール『ユニガールズ』のメンバーは学生のため常時稼働させることはできないため、映画出演などを含む広報活動を担当させるＵＧＪ校園甜心を結成した」と説明。同グループは球団だけでなく、グループ全体の商品やサービスのプロモーションを手掛ける予定で、既に統一企業が販売する茶飲料「麦香紅茶」のイメージキャラクターを務めている。
このほか一部のメンバーはマクドナルドのＣＭや日台合作映画『恋するパンダ』（2018年公開予定）に出演しており、活動の幅を広げている。
