商業発展研究院（商発院、ＣＤＲＩ）は７日、１月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標（ＩＳＩ）」が約２年ぶりの高水準の105ポイントとなったと発表した。８日付工商時報が伝えた。
黄兆仁所長は好調の理由として、▽過去３カ月に製造業が非需要期でも好況で、物流、卸小売などの内需産業が恩恵を受けた▽暖冬少雨で外出する人が増え、「早春」効果でショッピング、観光、飲食市場が好調だった──などの点を挙げた。その結果、景気信号も過熱に向かっていることを示す「黄赤」となった。
黄所長は２月下旬から３月にかけ、輸出の非需要期、旅行の閑散期に当たるため、２月と３月のＩＳＩはそれぞれ103ポイント、102ポイントに低下すると予想した。
