ニュース 金融 作成日:2017年3月8日_記事番号:T00069353
金融監督管理委員会(金管会)は7日、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の中国信託商業銀行(中信銀)によるタイの金融持ち株会社、LHフィナンシャルグループ(LHFG)への出資を認可した。中信銀はLHFGに166億タイバーツ(約540億円)を出資し、株式35.6%を取得して第2株主となる。出資手続きは第3四半期に完了する見通しで、台湾の銀行がタイの金融機関に出資する初のケースとなる。8日付経済日報が報じた。
中信銀はLHFGへの出資完了後、取締役9議席のうち2議席と、社外取締役1議席を取得する。また、将来的には副社長と営業責任者となる人員を派遣して経営に関わる。中信銀にとっては東南アジア市場開拓の大きな弾みとなりそうだ。
金管会銀行局の呂蕙容副局長によると、LHFGは銀行業務が中心で、傘下のLHバンクの支店数は133店、タイでのシェアは3%未満だ。
台湾の銀行では兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)のみがタイに営業所(支店4店)を持つ。このほか、中信銀、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、第一商業銀行がタイに事務所を構えている。
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