ニュース 政治 作成日:2017年3月8日_記事番号:T00069357
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任が6日、「台湾独立の道の突き当たりはすなわち統一だ」などと強硬な発言を行ったことについて、台湾の林全行政院長は「両岸(中台)関係は蔡英文総統がこれまで述べてきた基礎の上に双方が善意を積み上げることを期待しており、そのような発言に無意味な臆測は行わない」と切り捨てた。8日付自由時報が伝えた。
陸委会の張主任委員(中)は、国台弁の張志軍主任の威嚇的な発言は台湾人の反感を買うだけで、中台関係にとって何らプラスにならないと批判した(7日=中央社)
台湾側の政策担当幹部は「両岸の対局を誤解、誤判、ミスリードするもので、責任をなすりつけるばかりで、責任を取ろうとしないものだ」と批判し、張氏に期待を寄せるべきではないとの考えを示した。
行政院大陸委員会(陸委会)の張小月主任委員は「国台弁主任として、張氏の発言内容は非常に不適切だ」とした上で、「台湾は蔡英文政権発足以来、できる限りの誠意を絶えず示している。両岸が悪言で対抗すれば、関係発展にプラスにはならない」と述べた。
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