ニュース 電子 作成日:2017年3月9日_記事番号:T00069362
9日付電子時報によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、第2四半期にファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスでの試験生産を計画している。一方、クアルコムは7ナノプロセスもサムスン電子と提携するか、TSMCとの提携に戻すか検討中のようで、メディアテックが先行する見込みだ。
メディアテックは、10ナノプロセスでTSMCと提携しているが、歩留まり率が上がらず、10ナノプロセスを採用したモバイル端末向け10コアCPU(中央演算処理装置)「Helio X30(ヘリオX30)」は顧客が採用を渋っているようだ。
業界では、7ナノプロセス移行でやっとスマートフォン用チップの面積が明らかに縮小するため、メディアテックはTSMCとの提携続行を決定したとみられている。新プロセッサーは、12コアCPUとなり、競争力が増す見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722