ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年3月9日_記事番号:T00069369
9日付経済日報によると、電動スクーター「Gogoro」を手掛ける睿能創意(Gogoro台湾)は1億7,000万米ドルの増資に向けた準備を進めており、既にシンガポールの政府系投資会社、テマセク・ホールディングスなどが出資意向を示しているようだ。
Gogoroは、台南、高雄、屏東で家庭用充電器の試用を開始した(6日=中央社)
Gogoroの資本金は現在1億8,000万米ドルで、最大株主は潤泰集団(ルンテックスグループ)の尹衍樑(サミュエル・イン)総裁だ。1億7,000万米ドルの増資が成功すれば、Gogoroは世界市場の開拓と新製品の開発を加速できる。
ルンテックスは、Gogoroが海外の企業から出資を受けるかどうかは聞いていないとしつつも、「出資希望者がいることはGogoroのブランド、ビジネスモデル、経営戦略が世界的に認められた証拠」と強調した。
Gogoroは2015年7月の発売以来、台湾での販売台数が既に1万7,000台を突破。昨年下半期に輸出を開始したドイツでも評判が良く、海外向け販売台数が今後増加する見通しだ。Gogoroは、市場規模が拡大すればコストをさらに減らせると説明。19年に台湾での年間販売目標17万台を達成し、黒字化する可能性もある。
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