工作機械部品大手、上銀科技（ハイウィン・テクノロジーズ）が８日発表した２月連結売上高は、前月比12.62％増、前年同月比69.11％増の14億2,900万台湾元（約53億円）で、同月としての過去最高だった。１～２月連結売上高も前年同期比45.95％増の26億9,800万元で、同期としての過去最高を更新した。９日付工商時報が報じた。
ハイウィンは昨年４月以降、中国の自動化設備やロボット需要を受け、ボールねじ、リニアガイドなど主力製品の供給不足が続いている。今年２月には７～10％の値上げを行った。
証券会社は、ハイウィンは第１四半期の連結売上高が同期としての過去最高を更新し、通年でも昨年の160億9,500万元を超え、過去最高を更新する可能性があるとした。
台中精機廠（ビクター台中・マシナリー・ワークス）、東台精機（東台マシン＆ツール）、亜崴機電（ＡＷＥＡ）、高鋒工業（ｋａｆｏ）も６～７月まで受注見通しが立っている。
