ニュース 政治 作成日:2017年3月9日_記事番号:T00069381
かつて李登輝政権下で6年間にわたり副総統を務めた李元簇氏が8日未明、苗栗県内の自宅で死去した。94歳だった。
晩年の李元簇氏。立法院の全面改選など、李登輝元総統が進めた当時の「静かな革命」を支える役割を果たした(中央社)
李元簇氏は中国湖南省生まれで、政治大学学長、教育部長、法務部長、総統府秘書長などを歴任した後、李登輝元総統の抜てきで1990年から96年まで副総統を務めた。在任中は謹厳実直な態度で公の発言が少なく、李登輝元総統からは「声なき最高の副総統」だと称賛されていた。
李元簇氏は退任後、苗栗県頭份市に定住。晩年は腎臓疾患などに苦しみ、数カ月前に尊厳死を求める「救急放棄同意書」に署名していた。最近2週間は食事ができない状況が続き、7日に容態が急変し、8日未明に死去した。
李元簇氏は生前、墓石の代わりに樹木を墓標とする樹木葬を行うよう言い残している。遺族は台北で葬儀を行う予定だ。
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