ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年3月13日_記事番号:T00069424
今年に入ってから世界の大手自動車各社が相次いで台湾の通信キャリアと車のインターネット(IoV)分野で提携している。中でもBMWと電気自動車(EV)世界最大手のテスラは台湾大哥大(台湾モバイル)との提携を進めている。13日付経済日報が報じた。
BMW台湾総代理店、汎徳は台湾大哥大との提携内容について、ドイツの工場出荷時に全ての自動車にSIMカード1枚を搭載し、台湾大哥大が通信サービスを提供していると説明。サービス料金は自動車の価格に含めてあり、最初の3年間は無料で、3年後も一部のサービスを除いて無料と説明した。
テスラは同社の高級RV(レジャー用多目的車)に通信システムとSIMカードを搭載しており、17インチのタッチパネルで地図検索やカーナビゲーション、ショッピングなどができるほか、ブルートゥースを利用したハンズフリー通話も可能だ。通信サービスは台湾大哥大のモバイルネットワークを使用しており、別途料金は不要。
台湾大哥大は昨年、グローバルeSIM(eUICC)、SIM管理プラットフォームを構築。最近は同社が加入するアジア・太平洋地域の携帯電話事業者連盟「ブリッジ・アライアンス」と米通信大手AT&Tが提携を発表しており、台湾大哥大はIoVでの提携先をゼネラルモーターズ(GM)やボルボなど22社に広げられる見通しだ。
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