ニュース 機械 作成日:2017年3月13日_記事番号:T00069426
2年に1度開催される工作機械の見本市、台北国際工具機展(台北インターナショナル・マシン・ツール・ショー、TIMTOS)が12日、閉幕した。工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は、スマートマシンやロボットに関する質問が多く、中国メーカーは現金持参で早期納入を頼むほどだったと語った。13日付工商時報などが報じた。
台北世界貿易センター南港展覧館を視察する蔡英文総統(左2)。南港展覧館2館が予定通り2019年にオープンすれば、台北国際工具機展は世界2位(現在5位)の規模となる(11日=中央社)
6日間の期間中、台北世界貿易センター(TWTC)展示場1館など会場に訪れた海外のバイヤーは過去最多の7,300人以上で前回より2.3%増加した。受注額は15億米ドル以上に達する見込みだ。
海外から訪れたバイヤーは17カ国・地域の32社。中国が最多で、次いで▽日本▽マレーシア▽韓国▽タイ▽インド▽米国▽トルコ▽シンガポール▽ロシア──と、蔡英文政権が「新南向政策」で関係強化を目指す東南アジアや南アジア諸国が目立った。
出展企業は1,100社で、ブース5,430小間だった。友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)は、前半4日間で3,800万米ドル以上受注した。買収したスイス・フィフナーの多軸複合マシニングセンターは1台5,200万台湾元(約2億円)で、台湾メーカーから3台受注した。程泰機械(グッドウェイ・マシン)グループは会期中の目標1,000万米ドル以上を前半4日間で受注した。
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