ニュース 金融 作成日:2017年3月13日_記事番号:T00069430
金融持ち株会社の台新金融控股(台新金)傘下の証券会社、台新証券は10日、元大金融控股傘下の大衆綜合証券(TCSC)の全株式を42億3,000万台湾元(約156億円)で取得し、同社を買収、合併すると発表した。きょう(13日)契約を結び、今後、双方の董事会での決議、監督機関の承認を得る予定で、遅くとも7月31日には手続きが完了する見通しだ。11日付経済日報が報じた。
台新金の林維俊財務長によると、台新証券の証券取引業務市場におけるシェアは現在0.56%で業界34位。一方、大衆証券は0.69%で、合併後のシェアは1%を超えて業界24位となり、中堅証券会社の仲間入りを果たすことになる。
台新金は2009年に傘下の台証証券を凱基証券(KGI)に売却したが、10年に台新証券の前身となる高雄市の東興証券を買収。今回の大衆証券買収について台新金は、現在、証券取引市場は活力が低下し、証券会社の経営に不利な上、台新証券は規模が小さすぎるため、シェア拡大や収益力の向上が難しいためと説明した。
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