ニュース 医薬 作成日:2017年3月13日_記事番号:T00069432
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、12年前に乳がんで死去した前妻の命日に当たる12日、自身が創設した慈善団体、永齢健康基金会を通じて記者会見を開き、中国・深圳華大基因(BGI)、米ナントワークス、台湾大学医学院附設がん医療センター医院などの機関と共同で、科学技術によるがんの克服を目指す「世界抗がん大連盟」を創設すると表明した。13日付工商時報が報じた。
「世界抗がん大連盟」の記者会見には、郭董事長(右)と並んで妻の曽馨瑩さん(左)も出席した(12日=中央社)
永齢健康基金会は昨年9月、台湾大学、米ナントワークスと精密医療によるがん治療プロジェクト「キャンサー・ムーンショット2020」で提携すると発表したほか、今月3日にはBGIと、遺伝子情報などに合わせて個別化された「精密医療」の分野で戦略的に提携すると明らかにした。
なお「大連盟」が具体的にどのような事業を推進するかについて郭董事長は「2カ月後に発表する」と説明した。
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