ニュース 社会 作成日:2017年3月13日_記事番号:T00069439
2月13日に北宜高速公路(国道5号)南港ジャンクション(JCT、台北市南港区)で観光バスが横転し、33人が死亡、11人が重軽傷を負った事故について検察は10日、事故原因はスピードの出し過ぎとする調査結果を発表した。なお死亡した同車両の運転手が過労状態にあった可能性が指摘され、遺族が実質的にバスを運営していた蝶恋花旅行社の経営者などを業務上過失致死の容疑で告訴する方針を示しているが、これについて検察は「事故の主因かどうかは現時点で判断できない」として今後、正式な訴状の提出を待って捜査を行う考えを示した。11日付蘋果日報が報じた。
検察の調べによると、事故を起こしたバスを運転していた康育薫氏(死亡)は昨年8月から今年1月にかけては過去半年間、月に最多で28日、最長で24日連続勤務に就いていたが、適切な休暇を与えていれば違法とは言えないほか、同運転手は1月と2月に休暇を願い出て認められており、会社側が休暇を却下して乗務を強制していたという実態は認められなかった。
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