政府は昨年タイ、ブルネイに対し30日のノービザ（査証免除）滞在を開放したのに続き、今年から３年をかけて▽インドネシア▽インド▽フィリピン▽ミャンマー▽ラオス▽カンボジア──の６カ国にノービザの対象を広げていく方針だ。16日付自由時報などが報じた。
タイから2016年に台湾を訪れた訪問客は延べ19万5,640人で、ノービザ措置によって前年比57.3％の大幅増となった。台湾が東南アジアなどの国々との関係拡大を目指す新南向政策の対象18カ国から、今年１月に台湾を訪れた観光客は延べ６万8,000人で、前年同月比で42.8％増と同月としては過去最高の伸び幅となった。ノービザ措置を新たに６カ国に拡大することによって観光客のさらなる呼び込みを狙う。
