電動スクーター「Gogoro」を手掛ける睿能創意（Gogoro台湾）は21日、スーパーマーケット最大手の全聯福利中心（ＰＸマート）の店舗にバッテリー交換スタンドを設置することで合意したと発表した。６月末までに台湾全土20カ所に設置する。22日付工商時報が報じた。
Gogoro台湾の陳彦揚マーケティング総監は、バッテリー交換スタンドは４月末までに全聯の▽八徳大湳店（桃園市八徳区）▽太平店（台中市太平区）▽左営高鉄店（高雄市左営区）──の３店舗に設置し、その後駐車場のある全聯の店舗を中心に設置を進めると説明した。
Gogoro台湾は今年初め、バッテリー交換スタンドの配置密度を、６直轄市は１キロメートルに１カ所、その他県市は８～16キロに１カ所に高める目標を掲げていた。台北市の配置密度は、既にガソリンスタンドを上回っている。
