華碩電脳（ＡＳＵＳ）は29日、同社初の家庭用ロボット「Zenbo（ゼンボ）」の正式な予約販売を同社オンラインストアで31日に開始すると発表した。４月１～４日の児童節連休に合わせた格好だ。ＡＳＵＳは今年１月１日に1,000台限定の第１弾予約受付を行い、同月より段階的に出荷を行っているが、今回の予約販売には数量に限定を設けず、早ければ５月１日に出荷開始を予定している。30日付工商時報が報じた。
ＡＳＵＳは今後も開発者サイトなどを通じ、Zenboの改良を続ける方針だ（同社リリースより）
今回の予約受付では初回と同様、お話の読み聞かせ19種類、ベネッセコーポレーションの幼児向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」のキャラクター、しまじろうの専用コンテンツ１カ月パックが付属する「Zenboスタンダード版32GB（ギガバイト）」（１万9,900台湾元＝約７万3,000円）と、これに充電ステーション（3,990元相当）が加わる「Zenboプレミアム版128GB」（２万4,900元）が用意される。
ＡＳＵＳは、今年は数千世帯の家庭でZenboが活躍するとの見通しを示したが、一方で海外での発売については明らかにしなかった。
