ホテルチェーン大手、晶華麗晶酒店（ＦＩＨ）傘下の高級ホテルブランド「麗晶酒店（リージェント）」は今年半ばに中国・重慶市に新店舗をオープン、６～７月に「リージェント・ポルト・モンテネグロ」の拡張部分で営業開始を相次いで予定しており、客室数が世界で2,000室を突破する見通しだ。30日付蘋果日報が報じた。
リージェントブランドにとって北京に続く中国で２カ所目の拠点となる重慶店は昨年12月、202室ある客室のうち100室を使ってテスト営業を開始。平均客室稼働率は70％を超え、平均客室単価は約1,000人民元（約１万6,000円）と好業績を記録しており、１日１室当たり客室売上高（RevPAR）が同市のホテル業界で最高となっている。３月に入りさらに業績は向上しており、連日満室が続いているという。
同店は当初、今年末に全客室を使った正式オープンを予定していたが、好調を維持する中、開業の前倒しを決めたもようだ。
一方、ポルト・モンテネグロ店では拡張により80室が加わる見通しで、リージェントホテルが世界に展開する客室数は2,035室に増加することになる。
