ニュース その他製造 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069850
中華経済研究院(中経院、CIER)が5日発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比9.4ポイント上昇の65.2で、統計を開始した2012年7月以降で最高となった。「景気拡大」と「景気後退」の境目である50を上回るのは13カ月連続だ。非製造業総合指数(NMI)は55.1で、前月比6.6ポイント上昇した。中経院は、2月は春節(旧正月)連休で稼働日数が少なかったため、両指数とも前月比で大きく伸びたと指摘した。6日付工商時報が報じた。
PMIを構成する主要5項目のうち▽生産高、72.8(前月比22.9ポイント上昇)▽新規受注、72.3(14.1ポイント上昇)▽雇用、63.4(7.6ポイント上昇)▽原材料在庫、58.5(3.7ポイント上昇)──が上昇した。一方、サプライヤー納期は58.9で、前月比1.5ポイント下落した。
業種別では▽電子・光学、69.8(前月比12.2ポイント上昇)▽基礎原材料、59.8(9.8ポイント上昇)▽食品・紡織、54.6(7.5ポイント上昇)▽電力・機械設備、66.0(4.3ポイント上昇)▽化学・バイオ医療、60.3(4ポイント上昇)▽交通設備、66.0(2.4ポイント上昇)──で、軒並み上昇した。
中経院はPMIの今後の見通しについて、アップルのスマートフォン次期機種「iPhone8」の下半期発売に向けて上昇を続けると予測した。
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