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3月CPI0.18%上昇、長距離バス28年ぶり最大に【図】


ニュース その他分野 作成日:2017年4月6日_記事番号:T00069860

3月CPI0.18%上昇、長距離バス28年ぶり最大に【図】

 行政院主計総処が6日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.37%下落、前年同月比では0.18%上昇した。交通・通信類の上昇率が2.78%と部門別で最大で、特に週休2日制(一例一休)導入によるコスト増を運賃に反映させた長距離バスが同18.28%と、過去28年で最大の上昇幅となった。中央社電が同日報じた。

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 3月は食品類が1.72%下落。果物類が天候要因で13.81%の大幅上昇となり、水産品(4.1%)、外食費(1.96%)もそれぞれ上昇したものの、野菜が38.34%、卵類が12.24%の下落で全体の数値を押し下げた。野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPIは0.95%の上昇となった。

 このほかの主要項目は、▽理容サービスなど雑項類、1.43%上昇▽医薬・保健類、1.32%上昇▽教養・娯楽類、0.46上昇▽衣類、0.40%上昇▽居住類、0.19%上昇──と軒並み上昇した。

 1月の卸売物価指数(WPI)は、前月比0.67%下落、前年同月比1.84%上昇した。