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AUOとイノラックス、Q1は2割以上の増収


ニュース 電子 作成日:2017年4月10日_記事番号:T00069896

AUOとイノラックス、Q1は2割以上の増収

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が7日発表した第1四半期連結売上高は、パネル価格上昇を受け、ともに前年同期比2割以上の増加となった。8日付工商時報が報じた。

 AUOの第1四半期連結売上高は885億5,700万台湾元(約3,200億円)で、前期比3.6%減、前年同期比24.5%増だった。大型パネル出荷枚数は2,723万枚で前期比3.8%減、前年同期比11.5%増と、従来予想を上回った。中小型パネルは3,643万枚で、前期比1.9%増、前年同期比3.5%減だった。

 AUOの3月連結売上高は310億5,200万元で、前月比6.6%増、前年同月比18.2%増だった。大型パネル出荷枚数は984万枚で、前月比10.4%増。中小型パネルは1,272万枚で8.1%増だった。

 イノラックスの第1四半期連結売上高は860億2,600万元で、前期比3.8%減、前年同期比52.5%増だった。昨年2月の南部地震で被災した生産設備が復旧したため、今年は前年同期比で大幅増となった。大型パネル出荷枚数は2,685万枚で前期比11%減、中小型パネルは6,186万枚で前期比0.1%減だった。

 イノラックスの3月連結売上高は313億5,400万元で、前月比14.4%増、前年同月比67.6%増だった。大型パネル出荷枚数は1,023万枚で、前月比20.5%増。中小型パネルは2,547万枚で、前月比37.4%増だった。

 市場では、3~4月のテレビ新製品発売に向け、32、40・43インチのテレビ用パネル価格は高止まりしており、50、55、65インチの大型パネル価格は上昇が続いている。