電子機器受託生産大手、緯創資通（ウィストロン）が10日発表した３月連結売上高は前月比30.1％増、前年同月比20.9％増の643億100万台湾元（約2,300億円）で、同月としての過去最高を記録した。ノートパソコン出荷台数は190万台と、前月から60万台増えた。11日付経済日報などが報じた。
第１四半期連結売上高は1,684億800万元で、前期比19.8％減、前年同期比25％増だった。同期としては過去２番目の高水準だ。ノートＰＣ出荷台数は450万台で、前年同期比70万台増加した。ノートＰＣ以外では▽サーバー、48万台▽デスクトップＰＣ、280万台▽モニター、160万台▽テレビ、60万台──だった。
ウィストロンは、第２四半期のノートＰＣ、サーバー出荷台数はともに前期比１桁台の成長と予測した。一方、デスクトップＰＣ、モニター、テレビはいずれも前期並みまたは小幅成長の見通しだ。
