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東台精機の高雄路竹第2工場、5月稼働へ


ニュース 機械 作成日:2017年4月17日_記事番号:T00070030

東台精機の高雄路竹第2工場、5月稼働へ

 東台精機(東台マシン&ツール)は、南部科学工業園区(南科)高雄園区(高雄市路竹区)に建設した第2工場が5月に稼働する予定だ。敷地面積2万坪で、年産額は10億台湾元(約36億円)以上を見込む。17日付工商時報が報じた。

 第2工場は、自動車産業向けに横型マシニングセンター自動化生産ラインを導入する。航空宇宙産業向けに、横型マシニングセンター、中ぐり盤、5軸マシニングセンターなどを生産する。傘下の亜太菁英(アジア・パシフィック・エリート、APEC)が高速門型5軸マシニングセンターを生産するほか、高雄市湖内区の旧工場の部品加工ラインを移転する計画もある。

 東台精機は、中国の自動車産業の需要が強く、納入を急かされていると明かした。手元の受注は20億元以上で、上半期の受注は満杯、7~8月の受注も受け付け始めた。

 証券会社は、東台精機の今年の連結売上高は100億元を突破し、過去最高を更新すると予測した。同社の第1四半期連結売上高は前年同期比21.16%増の20億2,500万元で、同期の過去最高だった。