六角国際事業（ラ・カッファ・インターナショナル）の人気牛肉麺店「段純貞」は早ければ第３四半期に中国上海市に２店出店し、海外進出を果たす計画だ。18日付蘋果日報などが報じた。
段純貞は第４四半期、カナダにも出店する計画で、年内に６店を出店し、12店とする予定。
六角国際傘下の飲料スタンド「日出茶太（チャタイム）」は中国、米国、カナダで出店を拡大するほか、メキシコ、コロンビア、ドイツに進出するなど、今年世界で120～150店出店し、年末に680店とする予定だ。
このほか、中国の焼き魚店「探魚」の台湾１号店を５月に台中市でオープンする計画だ。とんかつ「銀座杏子日式猪排」は３店出店して21店とするほか、ギョーザ「大阪王将」は５～６店を追加出店する予定だ。
六角国際の2016年連結売上高は前年比26.84％増の20億9,400万台湾元（約75億円）で、過去最高だった。このうち、チャタイムが65％（前年比９ポイント低下）、銀座杏子日式猪排は24％（５ポイント上昇）、段純貞は６％だった。純利益は１億5,100万元で前年比9.06％増だった。
