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KYMCO、5年で全車種コネクテッド化へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年4月21日_記事番号:T00070136

KYMCO、5年で全車種コネクテッド化へ

 バイク最大手、光陽工業(KYMCO)は20日、ネットワークに接続可能な計器盤システム「Noodoe(ヌードー)」を採用したコネクテッドバイク「Racing S 150」、「VJR 125」および電動自転車「COZY」を発表した。KYMCOの柯俊斌執行長は、5年以内に同社のバイク全車種にヌードーを搭載させると表明した。21日付工商時報が報じた。

/date/2017/04/21/03KYMCO_2.jpgヌードーを搭載したバイクは、スマートフォンのアプリでスピードメーターの背景を変更できる(KYMCOリリースより)

 柯執行長は、台湾バイク市場は今年も新車買い替え貨物税(物品税)減免措置の効果が続くとして、新車販売台数は2001年以降で最多の85万台以上が見込めると予想。同社はシェア37~38%で首位維持が目標と説明した。

 柯執行長はさらに、台湾では2019年以降に出荷されるバイクにアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)と車載式故障診断システム(OBD)の搭載が義務付けられるため、コスト上昇分を反映させ、バイクの価格が再び上昇するとみて、18年に駆け込み需要がみられるとの予測を示した。