ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年4月27日_記事番号:T00070247
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、5月の台湾域内向け価格を全製品で1トン当たり400~1,000台湾元(約1,500~3,700円)、2.15~4.54%引き下げた。輸出向けも最高45米ドル、8.25%引き下げた。全面値下げは1年3カ月ぶり。27日付工商時報が報じた。
5月の台湾域内向けの1トン当たり価格は▽熱延、1万8,200元(2.15%値下げ)▽冷延、2万1,000~2万1,500元(2.27~2.32%)▽溶融亜鉛めっきコイル、2万1,000元(4.54%)──。輸出向けは▽熱延、500~510米ドル▽冷延、約600米ドル──。
中鴻鋼鉄は値下げ理由について、中国で宝鋼集団(バオスチール)など鉄鋼大手3社が、供給過剰を受けて5月の国内、東南アジア向け価格を引き下げたためと説明した。
証券会社は、中国メーカーは今後しばらく値下げしないと予測。最近の鉄鉱石価格の反発やオーストラリアのコークス用炭価格の高止まりからみて、鉄鋼価格の下値には限界があるとみている。
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