ニュース その他製造 作成日:2017年5月3日_記事番号:T00070326
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は61で、前月比4.2ポイント下落した。ただ、「景気拡大」と「景気後退」の境目である50を14カ月連続で上回っており、中経院の呉中書院長も前月比下落について「前月の数値が高ったことが要因」と指摘。「米国や大陸(中国)の最新指数も低下しており、健全な傾向」との見方を示し、今年は昨年に比べ力強い景気回復が見込めると予測した。3日付工商時報が報じた。
PMIを構成する主要5項目のうち▽生産高、65.2(前月比7.6ポイント下落)▽新規受注、62.2(10.1ポイント下落)▽雇用、60.0(3.4ポイント下落)▽原材料在庫、58.1(0.4ポイント下落)──が下落した一方、サプライヤー納期は59.7で同0.8ポイント上昇した。
業種別では▽電子・光学、65.2(前月比4.6ポイント下落)▽基礎原材料、54.6(5.3ポイント下落)▽食品・紡織、49.2(5.4ポイント下落)▽電力・機械設備、63.1(2.9ポイント下落)▽化学・バイオ医療、57.8(2.5ポイント下落)▽交通設備、66.4(0.4ポイント上昇)──となった。
非製造業総合指数(NMI)は56.3で、前月比1.2ポイント上昇した。
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