ニュース 商業・サービス 作成日:2017年5月8日_記事番号:T00070412
台中洲際棒球場(台中インターコンチネンタル野球場)近くに20階建て高級ホテル、シネマコンプレックス併設の複合商業施設を建設する計画が5日、台中市政府の審査を通過した。金融持ち株会社の中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)によるもので、投資額は160億台湾元(約590億円)。2018年半ばに着工、20年末に開業の予定だ。6日付経済日報が報じた。
高級ホテルは、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)やマリオット・インターナショナルなど海外のホテルチェーン大手を誘致する計画だ。商業施設は、シネコン大手の秀泰影城(ショータイム・シネマズ)と威秀影城(VIESHOW CINEMAS)が運営権獲得を目指している。
中信金はこのほか、同球場近くの崇徳路、環中路の交差点付近に台中で最高となる48階建てオフィスビルの建設も計画しているようだ。投資額は50億元以上とされる。
中信金は2015年に同球場運動産業園区のROT(改修・運営・譲渡)、BOT(建設、運営、譲渡)開発を受注。傘下の台湾人寿保険が99%出資、建設会社の麗明営造が1%出資する午資開発が開発を主導している。
複合商業施設の開業後、麗明営造が建設した6階建ての立体駐車場をショッピングセンター、中高級ホテル(客室150室)、駐車場から成る19階建て複合ビルに改築し、22年に開業する計画もある。
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