ニュース 電子 作成日:2017年5月9日_記事番号:T00070425
電子機器受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)が8日発表した4月売上高は593億4,000万台湾元(約2,230億円)で前月比7.7%減だった。前年同月比では33.5%増。1~4月売上高は2,277億5,000万元で前年同期比27.1%増だった。8日付経済日報などが伝えた。
ノートパソコンの受託生産メーカーは、各四半期末にブランドメーカーからの調達が増えるものの、各四半期の最初の月はその反動で出荷が減る傾向があり、今回も同様の状況となった。ただ、アナリストは、4月はノートPCの出荷が減少したものの、スマートデバイスの販売による下支えで、依然高水準の売上高を維持できたと指摘した。
同社の製品別の4月出荷台数は、▽ノートPC、140万台(前月比26%減)▽サーバー、14万台(33%減)▽テレビ、20万台(横ばい)▽デスクトップPC、100万台(16%減)▽モニター、55万台(8.3%減)──。
同業の英業達(インベンテック)の4月売上高は346億6,900万元で、前月比7.7%減、前年比2.16%増となった。インベンテックもノートPC販売台数が130万台と前月から18.8%減少した。
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