ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年5月10日_記事番号:T00070453
中国鋼鉄(CSC)が9日発表した4月連結売上高は278億8,700万台湾元(約1,050億円)で前月比12.7%減、前年同月比21.9%増だった。同社は、第2四半期の価格引き上げを前に、取引先が調達を3月に前倒した結果、4月は出荷量が減少して売上減に見舞われたと説明した。第2四半期は台湾市場向けの鉄鋼製品価格を1トン当たり1,396元、平均で6.9%引き上げた。10日付経済日報などが伝えた。
4月出荷量は、CSCが86万8,000トンで前月より14万6,000トン減。子会社の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は32万9,000トンと前月から6万7,000トン減少した。合計の減少割合は15%。
証券会社は、最近、CSC傘下の中鴻鋼鉄が5月の製品オファー価格を1トン当たり400~1,000元、2.2~4.1%の全面引き下げを行ったことを挙げて、CSCが5月下旬に発表する第3四半期価格も引き下げに転じるとの予測を示した。
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