28日付工商時報によると、米アップルの第２世代iPhone2,500万台の組み立てとフレーム生産を、鴻海精密工業が受注したもようだ。
第２世代のiPhoneは第３世代（３Ｇ）通信対応で、従来のアルミニウム合金からプラスチック素材に変更され、多様なカラーを選べるようになる。重量は110～120グラムと、約３分の１軽くなる。ディスプレイは従来の3.5インチから2.8インチへと縮小する。部品メーカーによるとアップルのスティーブ・ジョブズ総裁は、６月中旬に行われる世界のソフト開発メーカーとの年次集会で同製品を発表し、６月下旬に発売するもようだ。
iPhoneのフレームは、第１世代のアルミニウム合金は鴻準精密工業（フォックスコン・テクノロジー）と可成科技（キャッチャー・テクノロジー）が受注したが、第２世代はすべて鴻海が受注したとみられる。
