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作成日：2008年4月29日_記事番号：T00007095
日月光、中国重慶に12インチ工場設立か
半導体封止・検査大手の日月光半導体（ＡＳＥ）が、中国重慶市政府の誘致を受け、同市西永微電子産業園区（西永園区）に12インチウエハー工場を設立するという観測が伝えられている。29日付経済日報が報じた。
この観測は、工業都市から「中国のシリコンバレー」への転換を目指す重慶市政府が先日、日月光、ＤＲＡＭ製造大手の茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）などを招き、初期投資額200米ドル以上で12インチ工場３基を建設する計画を発表した際、日月光が10億米ドルの投資を承認したというもの。第一陣として、集団傘下の環隆電気（ＵＳＩ）の深圳工場を同園区へ移転させるとしたという。
日月光は26日、これらの情報について「知らない」とし、深圳工場の移転も否定した。
西永園区は2005年８月に設立され、敷地面積は30平方キロメートル。2010年の総生産額は500億人民元（約7,450億円）を目標としている。
