ニュース 電子 作成日:2017年6月9日_記事番号:T00071009
液晶テレビなどのバックライト用導光板メーカー、茂林光電科技(グローバル・ライティング・テクノロジーズ)は8日、新竹科学工業園区(竹科)銅鑼科学園区で50インチ以上専用の導光板工場が稼働した。これにより、2年以内に大型、薄型テレビ用導光板の生産能力倍増を見込む。9日付経済日報が報じた。
銅鑼工場は生産ライン10本を設ける計画で、うち4本が完成した。同社は、高度な自動化設備によって材料から包装、出荷までの一貫生産を実現、データのクラウド化で全製品の製造履歴を確認できるなど、品質管理を徹底しているとアピールした。
同社は、今年テレビ市場は大型化、薄型化が進んでおり、主力は50インチ以上と、従来の32、42インチから拡大していると指摘した。
また同社は、昨年材料のポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)の価格が5割以上上昇し、今年も高騰が続いており、第1四半期の利益に影響したと説明した。同期の営業利益は8,131万台湾元(約3億円)で前年同期比53%減少した。純利益は7,510万元だった。
同社の5月売上高は前月比16.3%増、前年同月比6.6%減の5億500万元で、昨年8月以降で最高となった。日本のテレビメーカーからの受注増が貢献した。1~5月売上高は21億7,900万元で前年同期比9.64%減だった。
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