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鴻海・シャープの米国パネル投資、10.5世代も検討か【表】


ニュース 電子 作成日:2017年6月9日_記事番号:T00071010

鴻海・シャープの米国パネル投資、10.5世代も検討か【表】

 9日付工商時報が日本メディアの報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業と傘下のシャープは米国での液晶パネル工場設置計画について、これまで業界で伝えられていた第6世代工場だけでなく、テレビ用大型パネルの生産を手掛ける第10.5世代工場の設置も検討しているとの観測が出ている。

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 鴻海とシャープの米パネル工場設置については当初、8Kテレビ商機の獲得を狙い、大型パネルを生産するとの見方が多かった。しかし5月末に、シャープの戴正呉社長が、同社が米国に設置するのは中小型パネル工場だと明言した。

 ところが日本メディアでこのほど、鴻海は米国にスマートフォンや車載用の中小型パネル工場(月産能力6万枚)だけでなく、最先端の10.5世代工場も設置し、65インチ以上の大型テレビ向けパネルを生産する方向で検討を進めていると報じられた。シャープが2018年に発売予定の8Kテレビ向けパネル生産にも対応するとみられる。