ニュース 電子 作成日:2017年6月9日_記事番号:T00071011
中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)は、今年7月に画面比率18:9のフルスクリーン(全画面)スマートフォン用パネルを量産する予定だ。当初、5.7インチと6インチを手掛け、今後は5.5インチと6.2インチも開発する予定だ。9日付工商時報が報じた。
ハイエンドスマホ向け市場で、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)や低温ポリシリコン(LTPS)パネルの競争が繰り広げられる中、ハンスターは第5.3世代生産ライン1本しか持たず、ロー~エンドスマホ向けに注力している。
同社は、携帯電話用パネル価格は今年第1四半期に約20%下落、第2四半期も10~20%下落したが、下半期は需要期に当たるので、小幅な上昇が期待できると予測した。焦佑麒董事長も、下半期の市況はまずまずと楽観している。
同社の売上高構成比は携帯電話向けが60%まで低下し、中型パネルや産業用パネルが約30%、車載用パネルが10%に高まっている。車載用パネルは、アフターマーケット向けが中心だ。今年、欧米の自動車メーカーにサンプル出荷しており、1~2年以内の成果を目指している。
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