ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年6月9日_記事番号:T00071012
スバルの台湾総代理店、台湾意美汽車(モーター・イメージ)は8日、SUV(スポーツ用多目的車)「XV」の新モデルを発売した。グレードは2種類で価格は95万台湾元(約350万円)と108万元。台湾生産の同クラス車種に近づけた。9日付工商時報が報じた。
XVは、スバルの新世代プラットフォーム「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」を採用し、大幅に性能が向上している(同社リリースより)
スバルの昨年の新車販売台数は7,600台で8年連続で前年を上回った。今年はインプレッサとXVの新モデル投入によって過去最高の8,000台を見込み、9,000台も視野に入れる。
一方、近年台湾での販売が低迷しているスズキの総代理店、金鈴汽車(台湾スズキオートモービル)も同日、コンパクトSUV「イグニス」を発売した。価格は62万8,000元と安く、販売店は「寝てても売れる」と強い自信を示した。今年の輸入割当台数は1,800台。
スズキの1~5月新車販売台数は前年同期比約30%増の3,100台余りで、スバルを抜いた。ブランドイメージと品質の向上、新車価格を低く抑えたことが要因だ。第1四半期に発売したSUV「ビターラ(日本名・エスクード)」とイグニスの人気2車種に期待でき、今年は過去最高の8,000台の達成を目指す。
日本ブランド輸入車は最近の元高円安を背景に新車価格を安く設定し、ラインアップも強化している。日本ブランド輸入車のシェアは今年、徐々に上昇している。
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