ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月9日_記事番号:T00071021
台湾マクドナルドの台湾全土300店以上で早ければ年内にクレジットカードでの支払いが可能になる。台湾マクドナルドは既にクレジットカード決済機関、聯合信用卡処理中心(NCCC)の少額決済プラットフォームを導入することで同社と契約を交わしたようだ。9日付蘋果日報が報じた。
当初の提携銀行は▽中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽華南商業銀行▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽シティバンク(花旗銀行)──など22行で、1,000台湾元(約3,600円)以下の決済では署名不要とされる。
銀行の主管は、台湾マクドナルドが過去数十年間、クレジットカード決済を導入しなかったのは、客単価が低いため高額の手数料を銀行に支払いたくなかったことが主な理由と説明した。NCCCの林棟樑総経理は、客単価は低いが取引の多い店舗に少額決済プラットフォームは向いていると強調した。NCCCは台湾マクドナルドが同プラットフォームを導入することで、他のファストフード店での採用も促したい考えとされる。
台湾マクドナルドはクレジットカード決済を導入後、交通系ICカード「悠遊カード(イージーカード)」、「一卡通(Iパスカード)」などでの支払いも可能にするよう検討しているとみられる。
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