ニュース 公益 作成日:2017年6月9日_記事番号:T00071024
7日に稼働を再開した台湾電力(台電、TPC)第2原子力発電所(新北市万里区)1号機で、原子炉の排気口に設置した放射能測定器が同日、警報基準値を超える放射能を2回にわたり検知したことが分かった。9日付蘋果日報が伝えた。
これについて、行政院原子能(原子力)委員会(原能会)とTPCは、昨年末の定期検査時に燃料棒の保護カバーが破損した際の放射能が原子炉に残留したもので、外部への放射能漏れはないと説明した。7日のタービン棟、放射性廃棄物棟での放射線量は0.708マイクロシーベルトで、法定基準値を下回っており、発電所内の他の場所でも放射能データに異常はないという。
ただ、環境団体は「第2原発ではトラブルが相次いでおり、稼働を継続すれば市民を危険にさらすことになる」と批判した。
第2原発からは一両日中にも電力網への送電が再開される予定だ。
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