ニュース 機械 作成日:2017年6月12日_記事番号:T00071042
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)が発表した5月の機械設備輸出額は21億7,000万米ドルで前年同月比19%増だった。1~5月の機械設備輸出額は97億3,500万米ドルで、前年同期比14.3%増と過去最高を更新した。ただ、台湾元換算では3,002億元(約1兆1,000億円)で、成長幅は7.4%だった。10日付工商時報が報じた。
TAMIの王正青秘書長は、1~5月の機械設備輸出額は中国市場が前年同期比35%増となったほか、韓国、インドネシア市場でも成長したと説明。通年では10%以上の成長が見込めると予測した。一方で機械設備の生産額が1兆元を超えるかは台湾元の動向が鍵となると指摘した。
業界関係者は、中国での生産設備のアップグレードと労働力不足を受けて、台湾機械設備メーカーは昨年末より中国からの受注が増えていると指摘。第3四半期末~第4四半期初めまで受注が入っていると話した。亜崴機電(AWEA)など一部メーカーは11月まで受注が入っているようだ。
上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)や全球伝動(TBIモーション・テクノロジー)などのボールねじ、リニアガイド関連メーカーは、年内は受注がいっぱいだという。永冠能源科技(YGG)といったプラスチック射出成形金型などのメーカーも受注が急増しているようだ。
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