ニュース 医薬 作成日:2017年6月12日_記事番号:T00071046
コンタクトレンズ最大手の精華光学(セントシャイン・オプティカル)は、新北市汐止区に新設する工場の生産ライン12本が早ければ第4四半期に稼働するとみられ、同期から成長軌道を取り戻す見通しだ。12日付経済日報などが報じた。
精華光学は日本、中国からの新たな受注に対応するため、今年初めに汐止区の新工場用地取得に12億元、生産ライン12本の増設に5億8,000万元を投じることを決めていた。
精華光学は、日本、中国からの旺盛な受注が続いたが、営業日の減少で第1四半期売上高は14億5,200万台湾元(約53億円)と前年同期比4%減少した。台湾元高による為替差損1億9,300万元が響き、純利益は2億4,400万元と4割減少した。4月売上高が5億200万元と前年同月比11%増えたが、5月は生産能力不足から顧客の強い需要に対応し切れず、第2四半期売上高は5億400万元と前月同期比0.4%%の増加にとどまった。
同社はこのほか、下半期に台湾で自社ブランド製品を相次ぎ発売する計画だ。同社の台湾事業売上高のうち自社ブランド製品は16%を占める。
なお、精華光学は先週、遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)のオフィスビル「U-Town」(汐止区)のC棟5~6階フロア(延べ床面積3,852.23坪)を11億8,200万元で購入したと発表した。将来的に同フロアに本部を設置する計画とされる。
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