ニュース 金融 作成日:2017年6月12日_記事番号:T00071048
政府系の台湾銀行は9日、危険な老朽建築物の建て替えを目的として、総額1,000億台湾元(約3,700億円)規模の優遇ローンを提供すると発表した。遅々として進まない老朽建築物の建て替えを促進する狙いがある。10日付経済日報などが伝えた。
融資の適用条件は▽先月施行された都市危険・老朽建築物建て替え促進条例(危老条例)を満たすこと▽築30年を経過しているか、政府指定の評価機関から危険建築物との認定を受けていること──などだ。
台銀は「台北市だけで築30年以上の老朽住宅が8万6,000戸ある。今回の優遇融資は約2万戸に適用可能だ」とした。
台銀を含む政府系銀行8行は、老朽建築物建て替えローンに少なくとも3,000億元の資金を充てる計画だ。台銀以外の残る7行も現在検討を急いでいる。
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