ニュース 政治 作成日:2017年6月12日_記事番号:T00071050
与党民進党内部から中台関係回復を目指す「親中愛台」論の主張が相次ぐ中、同党の立法院議員団総召集人(院内総務)の柯建銘立法委員は11日、旺報の取材に応じ、民進党の「台湾独立綱領」について、「両岸(中台)交流にとって最大の障害であり、党綱領の改正は実務的に望ましいやり方だ」と述べた。同紙の系列紙、12日付工商時報が伝えた。
柯立法委員は「民進党は両岸の和解と平和、積極的なバランス維持に向け努力すべきだ」と呼び掛けた。
民進党では最近、頼清徳・台南市長が「私の政治的立場は一貫して『親中愛台』だ」と述べるなど、中台関係改善を目指すべきだとの主張が力を得つつある。
中台関係の「現状維持」が大勢を占め、中台関係の悪化を懸念する世論を前にして、民進党が結党当時の理念である「台湾独立」路線を唱えることは現状に沿わなくなってきている。柯立法委員を含む党重鎮の発言が、長年棚上げされてきた党綱領改正問題を揺り動かすことになるかどうか注目される。
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