ニュース 電子 作成日:2017年6月13日_記事番号:T00071056
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)が5月末に米半導体大手、ブロードコムと同社の上海子会社、深圳市の販売代理店を相手取り、深圳第3級裁判所に民事訴訟を起こしていたことが分かった。訴訟の提起理由は不明だが、メディアテックはブロードコムが3月に米国で提起した特許侵害訴訟で同社と係争中のため、中国での訴訟で優位に立つことでブロードコムに米国での訴訟を取り下げさせ、和解に持ち込む狙いとみられている。13日付工商時報が報じた。
ブロードコムは3月、メディアテックと子会社の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)が同社のビデオチップの特許を侵害しているとして、米国際貿易委員会(ITC)およびカリフォルニア州連邦地方裁判所に提訴していた。
中国メディアによると、台湾企業は中国での訴訟において、言語や中国の法律理解度の面で外国企業より有利な立場にある。中国の裁判の審理は米国より速く進むため、メディアテックはブロードコムとの争いで優位に立てるという。
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