ニュース 電子 作成日:2017年6月13日_記事番号:T00071062
サプライチェーンの情報によると、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はサーバー需要の高まりを受け、ドイツのデュッセルドルフ工場がほぼフル稼働状態となっており、受注に対応するため同工場近くに新工場建設を計画している。新工場の生産能力はデュッセルドルフ工場の4倍以上となる見通しだ。13日付電子時報が報じた。
一方、緯創資通(ウィストロン)傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)も顧客の需要に対応するため、ウィストロンの工場を借りて生産を拡大しているもようだ。緯穎科技は2016年にマイクロソフトのサーバー「プロジェクト・オリンパス」を受注したほか、クアンタが長年独占受注していたフェイスブックのサーバーの半数を受注し、同年第4四半期から出荷を開始した。
サーバー市場は人工知能(AI)技術の発展に伴い、特にデータセンター向けの需要が高まっている。また、インテルが下半期にプロセッサー「スカイレイク」の次世代製品を発売後、同プロセッサーを搭載したサーバー需要がさらに高まるとみられ、クアンタと緯穎科技は下半期にサーバー出荷が拡大する見通しだ。
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