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テスラ、中古車買い取りプランを発表【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年6月13日_記事番号:T00071066

テスラ、中古車買い取りプランを発表【図】

 電気自動車(EV)世界最大手、米テスラは12日、台湾で販売中の入門モデル「モデルS」とSUV(スポーツ用多目的車)「モデルX」を対象に、新車価格の60%以上をDBS銀行(星展銀行)からローンを受けて購入した場合、36カ月目のローン返済後、1カ月以内に新車の51%の価格でテスラに売却できるプランを発表した。台湾テスラは、テスラ中古車の相場を設定し、車両の残存価値を保証することで消費者の販売意欲向上につなげることが主な目的と説明した。13日付工商時報が報じた。

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 台湾テスラはさらに、DBS銀行のローン金利を従来の2.75%から2.5%に引き下げた。月3万6,000台湾元(約13万円)の低価格で分割払いできるようにして、富裕層以外の顧客を開拓したい考えだ。

 台湾テスラは、同プランに有効期限は設けていないとコメントしており、来年台湾で発売予定のセダン「モデル3」も対象に含まれる可能性がある。

 台湾テスラは1月にモデルSの納車を開始し、今年1~5月の新車登録台数は156台。業界関係者は、テスラの車両は平均価格が300万元以上と高く、同販売台数が妥当か否かが判断できないとした上で、販売促進のため同プランの提供を余儀なくされた可能性があると指摘した。