ニュース 金融 作成日:2017年6月14日_記事番号:T00071081
台湾とパナマの断交を受け、台湾の金融機関で唯一パナマに拠点を持つ兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)の対応に注目が集まっている。14日付工商時報が伝えた。
同行は断交に先立ち、コロン自由貿易区にあるコロン支店をパナマ支店に合併することを決めていたが、今後はパナマ支店の収益状況や現地台湾企業の需要を見極めながら、パナマから全面撤退するかどうか判断するとみられる。
兆豊銀によると、パナマ関連のリスクエクスポージャーは融資や投資を合計して、254億9,000万台湾元(約930億円)で、外交部が保証するパナマ政府向けの融資などが含まれている。
兆豊銀以外にも台湾銀行、中国輸出入銀行(輸銀)もそれぞれ約20億元、1億元のリスクエクスポージャーがあるという。
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