ニュース 電子 作成日:2017年6月14日_記事番号:T00071085
半導体メモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の焦佑鈞董事長は13日、NOR型フラッシュメモリーの需要が高く、生産能力が足りず、顧客が行列待ちをしている状況で、今月から生産能力を拡充すると明かした。14日付経済日報が報じた。
同社の中部科学工業園区(中科)12インチウエハー工場の月産能力は現在4万3,000~4万4,000枚で、年末に4万8,000枚、来年半ばに5万2,000~5万3,000枚まで引き上げる計画だ。焦董事長は、12インチウエハー1枚当たり2万個のICが作れると話した。
同社の昨年のNOR型フラッシュメモリー出荷量は月間約2億個で、世界市場シェア35%だった。同社は従来、毎年5%ずつ生産能力を増やす計画だったが、最近のNOR型フラッシュメモリー需要の急激な高まりを受けて大幅な拡充を決めたという。
さらに同社は、2020年以降の需要を見越し、南部科学工業園区(南科)高雄園区(高雄市路竹区)で12インチ工場の新設を計画している。今月末に申請する予定で、25ヘクタールの用地を望んでいる。
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