ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年6月14日_記事番号:T00071090
台湾の自動車販売各社は、内需低迷を打開するため、値引きなどの販促戦略を相次いで打ち出している。14日付工商時報が報じた。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車はミニバン「シエンタ」(排気量1,500cc)の一部車種を5万台湾元(約18万円)値引きし、64万9,000元で販売する。
フォードの台湾子会社、福特六和汽車(フォード六和モーター)は、フォーカスの4ドアガソリン仕様車を一気に7万元値下げし、59万9,000元で投入した。
裕隆日産汽車はセントラ、マーチの特別仕様車で、1万5,000~2万5,000元を上乗せすると、5万~8万元相当のオプションを付けられる販促活動を実施する。裕隆集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)も購入者に最高10万元相当の値引きやオプションを提供するキャンペーンを行う。
業界関係者は「第2四半期に入り、新車の売れ行きが明らかに鈍っている」とした上で、「最近は輸入車が大幅な値引きで台湾市場を侵食しており、利益を削ってでもシェアを守りたい」と話した。
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